ウコンについてのコラム

ウコンの効能

ウコンを英語で言うと「タ―メリック」と言い、香辛料のひとつでもあります。

カレ―粉の黄色の色素、たくわんの色づけの黄色、カラシの黄色、バター・チーズにもこの黄色の粉末がスパイスとして使用されています。

ウコンはしょうが科の仲間のウコン属で世界に約53種類もあります。

美しい花やバショウに似た葉、根は昔から世界各地で食用・飲用そして薬湯浴に利用されていきました。

中国では、薬物書の古典 「本草網目」に紹介され、「気血の乱れを正して病を治す」漢方薬として重宝されたそうです。

日本では主に観賞用、染料、民間薬用として利用され 「欝金 (うこん)染め」「宇金木綿」と言った染め物の名前を知っておられる人もあるでしょう。

昔から漢方で、「ウコンは気を巡らせる」、つまり「血を巡らせて古い血を流してくれる」とされています。

本来の効能は「清血」(=体内に流れている血液を滑らか)にし、その結果として「活血」(=血液に勢いをつけてくれる)となります。

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